富士吉田教会の富士桜
富士吉田にも遅い春がやっとやってきました。
教会の庭にある「ふじざくら」が今年も花を付け始めました。
「富士桜」は富士山の北麓地域だけにある野生の桜で、ソメイヨシノよりも小さく
下向きに花を咲かせます。かれんな花です。
この教会の庭のふじざくらは今から54年前、富士吉田教会の旧会堂がこの地に建てられた時に植えられた桜で、毎年、今にも枯れそうな中で、零下10数度にもなる冬の寒さにも、雪の重さにも耐えて、花を咲かせてくれます。
今年も咲いてくれた!
富士吉田教会の激動の50数年をずっと見てきた桜です。
1970年代~1991年にかけて、20年近く、教会としての活動がほどんどできなくなった時代もありました。
1992年、日本バプテスト連盟の全国拠点開拓伝道所として、活動を再開して、今年で20年目の春を迎えました!!!
今日も、共同保育「小さなおてて」の親子を迎え、この地に教会があることを、「ふじざくら」と共に伝えることができることを、全国のみなさんにも感謝しています。